金森重樹「借金の底なし沼で知ったお金の味」

購入。おもしろくて一気読み!
先物取引に騙されて4000万円近い借金を作ってしまう25歳フリーター。その借金を返済するための方法を模索する人生が始まる…、みたいな内容。作者の実体験です。会計やマーケティング、不動産ディベロッパーの知識満載。借金取り立ての体験なども。資本主義のエグさが垣間見れる。あと終盤の盛り上がりがすごい! 以下、自分用のメモ。

  • 社会見学番組は「労働の現場」は教えても、「働かせるおじさん」の側について解説することはない
  • 「中毒性の高い事業をする」ことはビジネスの基本
  • 先物取引、こえー
  • 世の中には金持ちになるのが簡単な業種もあれば、長い時間や膨大な社員を必要とする業種もある
  • 経営が苦しくなった時の打開策は、売上を上げること。広告費や人件費を削ることじゃない
  • 金持ちになるには会計の知識・経験は必須だなー
  • 自分は、野球部出身で厳しい体育会系の世界になれているので、電話をかけるくらいのことはなんてことないと舐めてかかっていた強気一辺倒の男が人目を忍んでむせび泣く世界。それが、新興系(不動産)ディベロッパーの営業の世界です
  • ほか多数!

借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記

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