ムーアの法則
低価格小型PC「EeePC」(http://eeepc.asus.com/jp/product.htm)というのが発売されたみたい。興味深いのは記憶媒体にハードディスクではなくてフラッシュメモリ(4GB)を使っているところだ。もしかするとこれからはPCの記憶媒体の主流がフラッシュメモリになるかもしれない。
というのも、ムーアの法則というのがあって、これは「半導体の集積度は、18ヶ月で2倍になる」という経験則だ。これと同じような法則で、ハードディスクについての法則「クライダーの法則」があるが、これが「だいたい2年で倍増」。比べるとムーアの法則の方が早い。現に iPod touch はフラッシュメモリを搭載している。いまはまだ16GB程度の容量だが、これからもっと伸びてくるのではないだろうか。
そういえば先日次世代DVDの主流が Blu-ray にほぼ決まったみたいだけど、記憶容量は最大27GB。まず、この容量にフラッシュメモリが追いつくのは時間の問題だと思う。
過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)
- 作者: 池田信夫
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2007/12/10
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