絶薬

 今週のヤンサンの『絶薬』に取り上げられてた「非電化工房」。
http://www.hidenka.net/
 及び、非電化の意味論。
http://www.hidenka.net/hanashi/concept.htm
 んー、いいと思うな。おいらは思っているんだけれど、7割の便利がいちばんコストパフォーマンスがいいんじゃないかな? 精神的にも環境的にも。ある程度便利ってのがあって、そしてちょっとの不便があった方がいい。意外とこの「ちょっとの不便」って重要なんじゃないかなと思う。これがあることによって、他人と協調しあう余地が生まれる。そういうのがちょっとあるだけで、人間関係がスムーズになると思う。
 それに、7割以上に便利にしていこうとすると、これはちょっと人にも環境にも過酷になっていくように思う。3割を7割にするのはある程度簡単だけど、7割を9割、9.9割にしていくことってすごく大変なことだと思うんだよね。なら、そんな「ちょっとの便利」は我慢して、自分の体を使ってやった方が合理的だと思うんだけどな。
 とはいっても、「そのちょっとの便利を追求していかないと、企業は生き残れない!」と言われちゃうと、まあどうしようもないんだけどさ…。確かに、おれだってある程度のお金は欲しいし。貧乏はしたくない。その辺の頃合い、うまく行かないもんかね?