アバター

http://movies.foxjapan.com/avatar/
観てきた@新宿ピカデリー
前に見た3D映画「カールじいさんと空飛ぶ家」はあんまり飛び出て見えなかったんだけど、今回のアバターは結構飛び出て見えた。おそらく席の位置が重要で、スクリーン正面の方がより効果的なようですね。
ストーリーといえば、ひとりの男がネトゲ廃人になるまでの話。俺は人間をやめるぞ、ジョジョー!!みたいな。個人的主観の感想ですが。リアルでもバーチャルでも、よりリアリティを感じられる方を選べばいいと思います。ただ、現状ではバーチャルは明らかに情報量が少ないというか回線が細い感じがします。このリアルのこの肉体というものが、自分にとってはまだまだ絶対的なものに思えます。バーチャルがこの肉体で感じられるのと同等、もしくはそれ以上の太さの回線を得ることは可能なんだろうか。肉体ですら、まだまだ未知の事象が多すぎるというのに。視覚と聴覚だけが入力デバイスではないですしね。
映画の映像は、なかなかでした。3Dだしね。とてもゲーム的な感じの映像でした。空に浮かぶ巨大な岩とか、浮かばせたくなるんだろうな。あと、架空の動物や植物たちとかも。すんなりと馴染んでいたのは、立体モニタの描写ですね。これは地味だけどカッコよかった。爆撃シーンもカッコよかったなー。
キャラ的には、大佐が立ってましたね。爆撃を指示しながらマグカップで飲み物を飲むとか、いい描写。あと、基地からコッソリ逃げる飛行艇に気づいて、毒の外気の中に息を止めて出て追撃するところとか。いい筋肉マッチョぷりです。
描写でなんか鼻白んでしまったのが、ナヴィたちの未開人的描写ですね。円座を組んで祈るとことか、戦闘の時の変な掛け声とか。記号的な感じがして、ちょっと興ざめしてしまいました。
あと、上映時間長かった。2時間50分!