ヱヴァ:破、公開前鼎談

文化系トークラジオLifeのスピンオフで、『ヱヴァ:破』についての鼎談を、竹熊健太郎・氷川竜介・宮台真司の3者でやっている。Podcast配信もしてます。
http://www.tbsradio.jp/life/spinoff/(ページ最下部)
なるほどと思ったのが下記。

  • ヱヴァは物語の構造が新しい
  • ヱヴァは製作体制が新しい

構造が新しいというのは、TV版とスタート地点は同じだが、徐々にアナザーストーリーになっていくということ。なんかサウンドノベルみたいだね(余談だけど、サウンドノベルのマルチエンディング構造ってすばらしいと思う。人生のあり得たかもしれない可能性をすべて体験できる、みたいなところが)。こういう作りをしているアニメ映画はいままで無いということ。
製作体制も新しくて、家内制手工業・同人誌製作的な組織で作りながらも、配給などまでコントロールしていること。20億を使ってアマチュア制作をしているという感じらしい。これもいままでに無い体制。
そして、まだ公開前なので、鼎談者が映画を観てない状態で語っている。これもすごいね。