時をかける少女

 新宿にて『時をかける少女』を見てきた。
 最終上映回をみたんだけど、客席は満員でした(立ち見も含む)。おお、人気があるなぁ。実は最終の前の回を見ようと思って行ったんだけど、2時間前にチケットを確保しに行ったにもかかわらず、その時点で立ち見席決定。じゃあということで、最終回にした次第。まあ東京で現在上映しているのがこのテアトル新宿のみだっていうこともあるんだろうけど、観客を動員しているのは明らか。
 
 見終わっての感想ですが、うん、よかったです。さすが細田守(+スタッフ)。緻密な背景とラフな画のキャラクターという、細田守的画面が素晴らしい。個人的に、アニメ(絵)で現代の風景を描いた画というのが好きです。だから、新海誠の画面も好きです。現実を半分ずらした表現ってのが好きなのかもしれないな。この映画でもロケハンを徹底したらしく、商店街や河川敷、黒板、電車、街頭などの風景がきちんと描かれていて好感でした。
 細田映画ではおなじみの真っ白な空間もやっぱり出てきていてよかった。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』でも印象的だったからね。
 お話もよかったです。進路や恋愛などなど、総じて胸キュンな話ですよ。ああ、うらやましいな、こんちくしょー! まあそんな爽やかな話。主人公の声やキャラクターもいいっすね。
 
 というわけで、見に行ってよかったです。これから行く人にアドバイス。その1:早めに行くこと。その2:新宿南口近辺の金券屋で1200円でチケットが手に入るぞ。オレは正規で買った後、気づきました。