読書

 「プレーンソング」「草の上の朝食」を読み終え、さらに「カンバセイション・ピース」を読み始めている。
 

カンバセイション・ピース (新潮文庫)

カンバセイション・ピース (新潮文庫)

 
 とりとめのない会話が心地いい。こういった無駄で豊かな会話こそが実は大事なものであるように思う。盛り上がったりおもしろかったりする会話はテレビの中でいいのだ。こういった非効率的な時間が持てなくなったのを残念に思う。
 
 保坂和志の小説は猫小説でもあるので、読んでいるうちに猫もかわいいんじゃないかと思ってきた。犬派だったんだけどね。