映画

 『下妻物語』を観る。よくできてた。基本的には観てて楽しい映画で、深く考えると現代の日本の地方若者事情が見えてくるみたいな感じ。あれだ、女子版『木更津キャッツアイ』だと思う。「日本の半分はヤンキー、残りの半分はサンリオでできている」とナンシー関は言っていたが、地方に関する限り、それは大まかには当たっているような気がする。おれも地方からの上京者として感じるけど、地方の不文化的空気、ぬるさ、底の浅さと閉塞感、はよく感じるものである。いや、東京が異常であって、本来その水準が普通なのかもしれないけどな。ジャスコ万歳!