上田惇生「ドラッカー入門」
購入。以下自分用メモ。
- 社会が機能するための条件:全員に位置づけがあること。全員に役割があること。そこにある権力に正統性があること。
- 人は経済至上主義で幸せたりうるか。人が経済のためにあるのではない。経済を中心におくと経済までおかしくなる。
- 社会の変革期は1965年ごろにはじまり、2030年くらいまで続く(お金中心の社会→知識中心の社会へ)
- 人の手によるものに永遠のものはない。かならず陳腐化し、そして進歩する。諸行無常。
- 維持、破棄、創造のサイクル
- 知識社会は境界のない社会、上方への移動が自由な社会、成功と失敗が併存する社会・高度に競争的な社会。それゆえにコミュニティが不可欠なものとなる。
- 明日を変えるような重要なものは、残念ながら定量化になじまない=数値では見えない
- 美しい提案には警戒感を持たなければならない。地球環境のため、地域住民のため、貧困解決のため。
- 企業は社会をよくするための道具
- 事業とは顧客の創造のこと
- 組織において部分の最適は全体の最適につながらない。単純な効率追求でのリストラはしてはならない。
- 経営陣ならびに社員が保有する株式と投資家が保有する株式との間に、議決権の差を設ける企業が現れている
- 企業活動において利益は存続のための条件である。目的ではない。
- 事業の陳腐化は予期せぬ失敗・成功が教えてくれる
- 事業は何であるかは顧客が決める
- マーケティングにおいてノンカスタマー(潜在的顧客)が重要
- 自分がしたいことではなく、なされるべきことは何か、を考える
- 人事の失敗は動かされた者の責任ではない。動かした者の責任である。
- 選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいか、である
- フィードバック分析や人に聞くことによってはじめて、自分の得意なことや自らの仕事の仕方がわかってくる。得るべき所を知る。
- 一度しかない人生で自らにとって価値のないことを追求していたのでは、あまりにもったいない
- 作者: 上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/23
- メディア: 単行本
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