学校の怪談

内田樹の研究室」(http://blog.tatsuru.com/2008/01/23_1249.php)より

学校の建物は謎に満たされていなければならない。
思いがけない隠し扉や、隠し階段や、隠し部屋が構造的に含まれていること、そのしくみは学校に通っているうちに「メンター」の手引きによって開示されることが制度的に要請されているのである。

これ、わかるなぁ。
この感覚で思い出す作品を挙げると、『もやしもん』の舞台である農大であったり、『少女革命ウテナ』の学園であったりする。どちらも「得体の知れない奥深さ」があり、「ワクワクする、畏怖する秘密」を感じるものである。
でもこれは学校の建物だけではなくて、今生きているこの人生にも期待するものではないか。少なくとも自分はそういうものを感じられたらすげえ楽しいと思う。