頭のいい段取りの技術
本書で自分的に重要と思ったのがこの2点。
・ひとつのタスクに対して必ずバッファをとる
・文章は要素を整理整頓し、わかりやすいように構造化する
スケジュールにはバッファが必要だと最近特に思う。必ず予期しないトラブルや、事前準備の不備があったりする。予定通りにいかないのが普通だ。ひとつのタスクが予定外に長引いてしまうと、その後のタスクにも影響がでてきてしまう。しかも、焦って物事をこなすとミスをする確率も高くなり、さらに余計な仕事を増やしてしまうことになる。ひとつひとつきっちりと完了させていった方が、結果的には早く仕事を終わらせることができる。
整理整頓もすごい大事。これは文章だけじゃなくて生活全般にいえると思う。人間の脳内メモリの容量は人により違いはあれども限られている。物事を整理してクリアにしておくと、そのことについてはもう頭の中に置いておかなくて済む。整理整頓するということは、余計なものを外に出してスペースを確保するこということだ。メモをとるというのもそういうこと。逆に未整理のままにしていると、ずっと頭の片隅に残ったまま意識のリソースを常時的に食い続ける。ただでさえ狭い頭の中のスペースをそんなもので食われてしまっては、快適な思考などできるはずもない。
頭の中をクリアに、シンプルにしていくこと。
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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