文化系トークラジオLife

「公開録音part4」を聞く。
うむ、質問者の声を聞いて思ったのだけど、声質と話し方でなんとなくその人の人物像ってのがわかる気がするなー。たぶん、こんな感じの人なんだろうって。
内容については、たぶん昔の人の方がピラミッド=ヒエラルキーを感じてたんではないかと思った。まあそれはオタクの分野で言えば、昔の人代表みたいなのが岡田斗司夫なんだけど、彼らは情報をストックとして使い自分の中に構築物を作り、その構築物の高さを競い合ってヒエラルキーを作る。翻って、最近のオタクというのは情報をストックするというよりも、短期的に消費するフロー的なスタンスになっていると思う。ニコニコ動画なんか、そんな感じじゃないかな?
あともうひとつ気になったのが、意欲というものについて。これは自分の中でも大きな意義のある問いなんだけど、どうやったら人はその気になるのか、ということ。たしかに情報の入手手段については昨今のインターネットの発達によってフラット化した。けど、そもそも情報を欲したいと感じる意欲は、人によって異なる。いったいどうしたら意欲を湧かせることができるのか? いま仮説として、意欲が湧くカギになるのは、体験・経験じゃないかと思っている。意欲に関しては、本や音楽や映画じゃなくて、生の実体験が必要なのではないかな? そして更に言えば、誰かに出会って何かを感じるということなのではないかな。